ISBN:4847029976 大型本 渡辺 達生 ワニブックス 2007/03 ¥2,940
写真集を久々に購入です。鈴木杏、紺野あさみ以来かな。さて、佐津川愛美さんです。鈴木杏主演の「がんばっていきまっしょい」以来、何とは無しに目の行く女優さんになってました。気付くと彼女のオフィシャルブログを毎日チェックする始末。いやはや。

この3年間で、ふっくらしてぽよよんとした輪郭から、すこしシャープな顔立ちになった佐津川さんですが、この写真集の中でも撮影時期やアングルの関係で、随分と違う顔に見えるので面白い。

中学時代に、新体操で全国24位になってるだけあって、綺麗なY字バランスを写真集の中でも魅せてくれてます。表情も多彩になったりしてるなぁ。
写真の感じななんだか懐かしい感じだなぁと思っていたのですが、撮影している渡辺達夫さんでした。1980年代にアイドル写真集を撮りまくった人ですね。

「がんばっていきまっしょい」以降、「蝉しぐれ」では注目されたものの、他はあまり注目されなかった。しかし、この後は映画が色々と控えているので楽しみではあります。

幻夜

2006年9月11日 読書
ISBN:4087746682 単行本 東野 圭吾 集英社 2004/01 ¥1,890


文庫が出てるなら買おうかなぐらいの気持ちで、本屋に行ったのですが、自分の性格も顧みず店員さんに探して貰っちゃって、何だか悪い気がして買って来ちゃいました。「白夜行」に続いてハードカバーです。ナイトキャップ代わりに本を読むので、ハードカバーの本は危険なんだよなぁ。

さて、内容はと言うと「白夜行」の続きと思わなくても、十分に面白い作品だったけど、作品としては「白夜行」の方が好みです。「幻夜」では「白夜行」で感じた締め付けられる様な感じは残念ながら無かったです。それでも、「白夜行」を読んだ人や、TVドラマで見た人は楽しめると思います。

取り敢えず1.5日程度で読める量です。
ISBN:4047137529 コミック 富野 由悠季 角川書店 2005/10/26 ¥588


丁度、Zガンダムの映画版の1本目を見終わって、調子づいて続きをTVシリーズを見てすっかり、008X年代にスリップ。

そんなときに、丁度エコール・デュ・シエルの新刊を入手。この巻で、エゥーゴのMk-2奪取に時代が追いついた。世界観がぐっと理解しやすくなりました。しかし、この作品読んでると、アナハイム・エレクトロニクスの軍需産業らしい企業体質がなかなか興味深いです。

これ読んでて思い出したのですが、この時代のモビルスーツは全天視界モニタを搭載しているのですが、ここに投影(なのか?)される画像は、カメラやセンサから入力したデータを元に、データベースで検索した物体を元にコンピュータグラフィックスで描画しているというものです。確か、小説だかにはこの辺りのことが説明してあったと思うのですが、このシステムだと、ある一定以上、破壊されたモビルスーツの場合、うまく表示できずゴミとして表示されるんだとか。

割とこの話を聞いたときには、良く考えられているなぁと感動したものですが、今Zを見てみると、人型の5本の指を持っているロボットにしては、器用に指を動かす割にその操作系がよくわからない。パイロットがデータグローブをはめていたり、パイロットの動作をリアルタイムにキャプチャリングしている風でも無い。そこら辺の技術レベルのミスマッチさが、時代なのかなぁ。

今も思い出されるフレーズ「Mk-2は所詮マーク2」という台詞。誰が言ったんだか、アーキテクチャを進化させずに高速化のみを図った事に対する揶揄と当時考え、そのころに売っていた"NEC PC8801 Mk-2"と重ね合わせて、旨いこと言うモンだなぁと思ったものです。
ISBN:4047137464 コミック 富野 由悠季 角川書店 2005/08/26 ¥609


今回もまたオリジナル色の強い話でした。どんどん、安彦漫画になっていく。
もちろん、TV版も良く知っているので、こんな風にバックストーリーを展開してくれるのは嬉しいです。若い頃のキャスバルさんや、セイラさんというのも見物ですし、しっかりキャスバルさんは陰をたたえているし、裏街道に足を踏み込むところはいいです。主要キャラの若い頃も登場したりして、その意味でも楽しいです。
ISBN:4047137146 コミック 矢立 肇 角川書店 2005/04/26 ¥588

今までと違って、TVでやらなかったと思われるエピソードが加わっていて、お得感のある1冊でした。ストーリーの端々が、安彦漫画っぽくなって参りました。好みです。この路線でズンズン進んでいって欲しい。THE ORIGINなんだけど、TVシリーズがORIGINという訳でも無いでしょうと、思い始めた今日この頃。

北の豹、南の鷹

2005年6月8日 読書
ISBN:4150307954 文庫 栗本 薫 早川書房 2005/05/10 ¥567

今回は、福岡−東京往復の機中で、丁度読み終えました。

割と見せ場の多い刊でした。一区切りついてある意味で、第二部的な展開を見せているのですが、その第二部に入ってからでは一番面白かったかな。病的なイシュトバーンというのは、読んでいてもあまり愉しくないため、100巻目はそういう意味では、さっさとストーリーを追っただけの読み方をした部分があったのですが、101巻では、病気を抱えてある意味では凄惨な生き様を見せているスカールと記憶を失っているグインで場面が進んでいくのですが、この二人の組み合わせの方が数段読んでいて気持ちが良かった。

しかし、数巻後もしくは時間的に数巻後あたりを舞台にした外伝で、ヴァレリウスとマリウスのノスフェラスへの珍道中というのが実現するのだろうか... そういうのも良いかと思う。少なくとも、ヴァレリウスとスカールで珍道中やるよりは、少しは愉しげだ。

兎にも角にも、第二部的な展開が始まってしまった以上、栗本薫さんには、是非、健康に留意されて出来れば「豹頭王の花嫁」まで、少なくとも区切りのいいところまでは、このまま突っ走って頂きたいモノだと、しみじみ思いました。
ISBN:4150307814 文庫 栗本 薫 早川書房 2005/02 ¥567


さて、ついに99巻まで来ました。よこく通り、今年の春には100巻に到達しそうです。99巻の感想ですが...

まだ、読んでまへん!!

ん〜。実は、98巻もまだ読んでいなかったりします。
グインだけは、買った当日に読み終えるパターンで97巻までは過ごしてきたのですが、98,99に限ってまだ読んでないんです。

ことの起こりは、私のお小遣いが苦しくなってきたこと。それまで、割とお小遣いで本買って、本買って...ってやってきたのですが、他の物も欲しくなると、それまでと同じペースで本が買えなくなってきます。

しかし、ナイトキャップの読書だけは止められない。自分の本はとうに読み終わって、既に嫁さんの本もあらかた読み終わり、チラシを読み無料の情報誌を読み、休日に回って集めた車や電化製品のカタログを読み、それでも尽きてきた。

そこで、最後の手段としてグインを1巻から再読するという挙にでました。今回が通読による再読は3回目。

現在、66巻の「黒太子の秘密」にかかっています。98巻を読むためには、まだ31巻もある。

読む本があるというのは幸せなのですが、少し不安が...

100巻に間に合わなかったらどうしよう!!

流石に、100巻目はすぐ読みたいもんなぁ。ペースを上げるべきか。しかし、グインを読み終わると、次は... 銀河英雄伝説の再読にイクのだろうか?

----- 3/27追記 -----
ようやく、99巻にたどり着き、先日99巻を読みました。
想像通り100巻は完全に通過点的な巻になりそうですねぇ。さてさて、「豹頭王の花嫁」は何巻になるのだろうなぁ。

----- 5/15追記 -----
ちょいと前、入院中に100巻は読みました。予想通り、完全に通過点的な巻であり、この巻で区切りがついたワケでは無かったです。さて、何巻まで続きますことやら。是非、最終巻までつきあいたいなぁと思う100巻でした。
ISBN:4150307695 文庫 栗本 薫 早川書房 2004/10 ¥567
ついに97巻目。予定では来年の4月に100巻の予定だと。長かった。グインに出会ったのは予備校の頃です。熊本駅そばの予備校に行ってまして、熊本駅を利用していましたので、駅前の本屋で出会ったのを今でも覚えています。既に10巻近くが刊行されており、棚にダァ〜って並んでいたのを覚えています。
私にとって、ヒロイックファンタジーはグインが原体験といってもよく、コナン(探偵小説の大御所でも、少年探偵でも、宮崎アニメでもなく... 敢えて言えばシュワルツネッガーかな)とか、ヒロイックでは無いけど、指輪とかも全てグインより後に読んでます。
ずっぽりはまって幾星霜。既に、善し悪しを言えるような心持ちではなくなっているのです。新刊を心待ちにしながら、何回既刊を読み返したことでしょう。
ISBN:4087473392 文庫 浅田 次郎 集英社 2001/07 ¥760

今日は武田鉄也つながりでプリズンホテルです。ドラマ→小説という順番で読んだのですが、双方ともに良しであります。
ドラマの方は視聴率こそ悪かったのですが、あの独特なシチューエーションは確実にある一定のファンは掴んだようで、「たのみこむ」にもDVD化の要望が出ておりました。
http://www.tanomi.com/metoo/syusei.html?kid=2613
ドラマ版の方の雰囲気は以下のページが判りやすいかな。
http://www.buzz-style.net/~prizon-hotel/
ドラマ→小説の順番で読んだため、台詞回しは完全に武田鉄也であったり、大杉漣だったり、北村総一郎なわけです。また、「痩せた長身の」という断り書きがあっても木戸の親分は、武田鉄也のずんぐりむっくりの体つきが彷彿とするわけです。
あぁ、また見たいもんだなぁ。
ISBN:4087474216 文庫 武田 鉄矢 集英社 2002/03 ¥520
今日は日帰り出張で東京往復。熊本〜東京間は1時間半。読書にはちょうどいいです。今回の旅のお供はこの1冊。行き帰りの飛行機と京急、JRの中で丁度読み終わりました。
武田鉄也さんの語り口は軽妙で、この手のエッセイ型式の本の場合は特にその傾向が強まっていて好みです。
丁度、お母さん(武田イクさん)が亡くなった頃に書かれていたこともあり、かなりウエットではあります。特に表題作が先頭に来ているのですが、ちょいと目頭が熱くなりました。(私も年々泪もろくなっていってます)
内容は49歳の武田鉄也さんが、今から40代を迎える人へのエールといった内容です。年代的にぴったしハマルので、頷ける部分も多かったです。
ISBN:4094037918 文庫 松岡 圭祐 小学館 2004/05 ¥630

随分間があいてしまいましたが、その間にも本は読んでいまして、最近読んだのはこの本です。松岡さんの(おそらく)催眠シリーズの1冊です。と、言っても、岬美由紀も嵯峨直也も出てこず、従来モンとは関連無いです。

今回は第3のカウンセラーたる一ノ瀬嬢が登場します。松岡さんの作品は、映画化された部分に関しては映画で演じた役者さんのイメージを強く感じさせる内容になっています。この作品はまだ映像化されておりませんが、一ノ瀬嬢は活発で小柄(150cm以下)で、派手なメークといった記述があるため、とりあえず矢口真理(モーニング娘。)あたりが、ちらつきました。実際に映像化するにあたり、もし本当に矢口さんがキャスティングされると、イメージとは別な部分で私自身は強い抵抗はあるのですが...(苦)

話はテンポもいいですし、相変わらず非常に読みやすいので、気持ちよ〜く読めていきます。ある程度、読み進むとかなり先が読めてしまうのが、少〜し残念。
ISBN:4041500648 文庫 栗本 薫 角川書店 2004/05 ¥580

六道ヶ辻は順番もいい加減で、全部読んでいない可能性もあるのですが、この作品はなんともユルーイ感じの出来になっております。推理するものでも、ドキドキサスペンスするものでも無い様で、大正ゴティック浪漫に浸るものの様です。

残念ながら、浸りきれずに最後まで読んでしまいました。そうなると、結構カナシイ状況になりました。

浸れる人には、お奨めです。(よねぇ?>栗本さん)
ISBN:454491017X 大型本 福野 礼一郎 二玄社 2004/06 ¥2,625

ちょうど中古車を購入しようとしているところなので、この本は興味津々で立ち読みしました。

題材がロールス・ロイスですので、一般的な意味でのHow to本足り得てはいないのですが、個々のリペアねたは参考になるかな。ただし、非常に紙質の良い大判の本ですので、必要以上に値段が高い様に感じます。

オートメカニックの別冊ほどには実用一辺倒では無く、リビングの本棚を飾ることも出来る本です。(でも実用性ではオートメカニック別冊かな)