白夜行 完全版 DVD-BOX

2007年10月15日 TV
DVD TCエンタテインメント 2006/06/23 ¥23,940 ただ太陽の下を一緒に手をつないで歩いてみたかった、父親を殺した少年と母親を殺した少女。そんな主人公たちが白夜をさ迷い往くかのようにさらなる罪を積み重ねていく中で、本当の罰が彼らの心と記憶に下されていく14年間を、せつなくも残酷なタッチで描いた歪んだ愛の軌跡。2005年のクリスマスイブ、サンタクロースの扮装をした亮司(山…


久々に見ました。メインキャストの山田孝之、綾瀬はるか、武田鉄矢、渡部篤郎あたりもいいけど、更に脇を固める八千草薫、麻生祐未、平田満、余貴美子、柏原崇もきっちり芝居をするので隙が無い。

原作もいいけど、うまくTVドラマ化した脚本にも拍手。その脚本を丹念な演出とカメラワークで見せる魅せる。

四十過ぎてすっかり涙腺が弱くなってしまった私は、柴咲コウの歌声でしっかりボロボロきてしまうのです。これは、1リットルの涙とは別モンの涙ですね。どうにも救われない話なのですが、劇中の刑事であり探偵である笹垣の言葉通り、何にも同情する余地なんて無いのですが、どうしても涙が出てしまう。
DVD ポニーキャニオン 2005/12/17 ¥12,075 2004年のクリスマス・イブの日に、東京の地下鉄の最新鋭実験車輌が(通称クモ)が乗っ取られ、乗降客200万人の命が危険にされされるハメに。その犯人からの指名もあり、警視庁初の交渉人・真下正義が奮闘する! 国民的シリーズにまでのしあがった『踊る大捜査線』のスピンオフ作品第1弾。シリーズではコメディリリーフだったユースケ…

例によって、この映画はまだ見てません。見たのは、日曜に放送された「逃亡者 木島丈一郎」

いやぁ、良かった。これを映画でやられちゃうとアレだけど、TVでやる分には非常に楽しめた。この木島丈一郎役の寺島進さんは、「富豪刑事」(深田恭子主演)で、認識した役者さんなのですが、えらく、雰囲気の良い役者さんだと思ってました。今回の「逃亡者…」の方が主役なだけに、より濃い感じですね。

話としては、「交渉人 真下正義」につながるストーリーなので、「交渉人…」を見ておいた方がいいかなとも思うが、私は「交渉人…」を見ていないので、奇しくも時間軸通り見ることになったが、これも良いでしょう。

今回は爆発処理班(バクショ)が、コメディリリーフだったのですが、これもなかなかに、いい味だしてました。踊るシリーズは、コメディリリーフ部分が好きでみてるみたいなとこもあるしなぁ。

踊るの世界観の中で、ロードムービー作りたかったんだなぁ。というのが、一番印象に残ったことかな。作りは凄くオーソドックスで、あっちこちで見た様なストーリーなんですけど、それはそれで、安心して見られる感じかな。

元々、「交渉人…」はDVDで見るつもりだったのですが、このサイドストーリーのお陰で、更に観るのが楽しみになりました。全く、フジは商売が上手いなぁ。こういう、上手さは大歓迎ですけどね。

※ちなみに、「交渉人…」のプレミアム・エディションの特典ディスクの4枚目は「逃亡人…」なんだそうな...

恋におちたら

2005年5月26日 TV
写真は「僕の生きる道」だけど、話題は「恋におちたら」です。

まず、演出と脚本がエエ感じになっている。なんだか、再来月上陸する「Star Wars III 〜シスの復讐〜」を先取りするように、鈴木島男がダークサイドに墜ちていく様がいいなぁ。

「星護」系の演出で、音楽も張りがあって、はったりが効いていて良いでしょう。今週は苦悩してたけど、予告を見る限りは来週はきっちり墜ちるみたい。楽しみだ。

SMAPのドラマ担当、木村拓也、草なぎ剛。どちらも、演技しないタイプの役者だけど、おそらくエンジンでは既にあきられつつある木村に比べると、地味な分だけ草なぎに分があるのかな。前作のプライドでは、木村のはったり十分の演技が合ってたけど、今度のはクルマに乗っている時間が短いだけに、はったりが効きにくい。
一方、くさなぎ氏の場合、「僕の生きる道」以降、何も演技を変えないのに、「僕と彼女と彼女の生きる道」、そして現在放送中の「恋におちたら」と「くさなぎ」本人の持ちキャラだけで見せていってる。これは、どこまでに引っ張れるんだろうなぁ。

東京ラブストーリー

2004年11月18日 TV
1991年にフジテレビ系列で放送され大ヒットした、柴門ふみの同名作品を原作としたドラマ。東京に出てきたばかりのサラリーマン・永尾完治(織田裕二)、その同僚で常識にとらわれない自由奔放な女性・赤名リカ(鈴木…

何だか、再放送が始まった。よ〜く考えてみると、真面目にこのドラマを見たことが無かったんです。評判であるとか、織田裕二が実はあまり、この役どころが好きでは無かった(or 共感出来なかった?)なんて、豆知識はあったんですが、見るのは実は初めてです。

んで、実際に見てみた訳ですが、見事にこの手のドラマの王道を行ってますねぇ。王道を行っているだけに、ストーリーは見え見えなんですけど、既に古典を見るスタンスで見てしまいました。

織田裕二の演技は割と今と変わらないですね。成長していないと見るべきか? 高倉健的というべきか? ま、安心感はありますけどね、見てて。鈴木保奈美はひたすら可愛いですね。プクプクキャピキャピしてて、時代をよく表してますな。