花粉症対策に打った薬の話です。
先日、筋注用ケナコルトを花粉症対策に病院で打ってもらったのですが、手軽に効果的な治療にといった説明が多いです。手軽で効果的なことに間違いはありませんが、薔薇色ではありません。誤解を与えてしまうとマズイので補足です。
このお薬は、副腎皮質ホルモン製剤でステロイドです。花粉症対策としては、非常に良く効くとは思いますが、副作用の心配がある薬です。
例えば、アレルギー情報センターのQ&A(http://www.allergy.go.jp/kahun/index.html#qa06) を読むと、「他に副作用の少ない治療法が多数あり、本治療法は一般的にはすすめられません。患者さんの強い希望により使用する場合でも副作用の可能性、禁忌疾患(高血圧、糖尿病、感染症、緑内障、白内障など)の有無を確認し、十分なインフォームドコンセントを得る必要があります。」とあります。
また、三好耳鼻咽喉科クリニックホームページのQ&Aのコーナー(http://www.mars.sphere.ne.jp/miyoshia/tsushin/t0103/t0103_2.htm)では、「ケナコルトの作用で抑制された副腎皮質の機能が十分に回復しない可能性だって否定できませんし、これはきわめて危険です。」とも書かれています。
今年は回収騒ぎで、巷に薬が残ってないので、これから打とうとしても無理だと思いますが、来年打とうと思ってらっしゃる方は、ネット上で情報収集される事をお勧めします。
回収騒ぎにしても、特定ロットでの問題との発表に対して、全品回収しているところを見ると、品質を一定に保つのが難しいことが伺われ、製薬会社の方でも、その辺りに不安があるのかもと思ってしまいます。
先日、筋注用ケナコルトを花粉症対策に病院で打ってもらったのですが、手軽に効果的な治療にといった説明が多いです。手軽で効果的なことに間違いはありませんが、薔薇色ではありません。誤解を与えてしまうとマズイので補足です。
このお薬は、副腎皮質ホルモン製剤でステロイドです。花粉症対策としては、非常に良く効くとは思いますが、副作用の心配がある薬です。
例えば、アレルギー情報センターのQ&A(http://www.allergy.go.jp/kahun/index.html#qa06) を読むと、「他に副作用の少ない治療法が多数あり、本治療法は一般的にはすすめられません。患者さんの強い希望により使用する場合でも副作用の可能性、禁忌疾患(高血圧、糖尿病、感染症、緑内障、白内障など)の有無を確認し、十分なインフォームドコンセントを得る必要があります。」とあります。
また、三好耳鼻咽喉科クリニックホームページのQ&Aのコーナー(http://www.mars.sphere.ne.jp/miyoshia/tsushin/t0103/t0103_2.htm)では、「ケナコルトの作用で抑制された副腎皮質の機能が十分に回復しない可能性だって否定できませんし、これはきわめて危険です。」とも書かれています。
今年は回収騒ぎで、巷に薬が残ってないので、これから打とうとしても無理だと思いますが、来年打とうと思ってらっしゃる方は、ネット上で情報収集される事をお勧めします。
回収騒ぎにしても、特定ロットでの問題との発表に対して、全品回収しているところを見ると、品質を一定に保つのが難しいことが伺われ、製薬会社の方でも、その辺りに不安があるのかもと思ってしまいます。
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